|
商品名 |
価格+ |
今すぐ購入 |
|
馳星周 [ 雪月夜 ] 小説 角川文庫 裕司と幸司、幸司と裕司。裕司は幸司を殴る。幸司は裕司に嘘をつく。二十年、そうやってきた。うんざりだった。ふたりを繋ぐ鎖を断ち切りたかった―断ち切った。そう思っていた。間違いだった。裕司はおれに取り憑いた悪霊だ。おれが死ぬまで消えることはない。戦慄の長編暗黒小説。(本書より) |
$3.30 |
|
|
保坂和志 [ プレーンソング] 小説 中公文庫 2000 うっかり動作を中断してしまったその瞬間の子猫の頭のカラッポがそのまま顔と何よりも真ん丸の瞳にあらわれてしまい、世界もつられてうっかり時間の流れるのを忘れてしまったようになる…。猫と競馬と、四人の若者のゆっくりと過ぎる奇妙な共同生活。冬の終わりから初夏、そして真夏の、海へ行く日まで。 |
$3.85 |
|
|
帚木蓬生 [ 空夜 ] 小説 講談社文庫 幼ななじみの慎一が診療所の医師として戻り、真紀の心は波うつ。夫に仕事に疲れていた病弱な彼女に、生きる歓びが甦る。絢爛たる桜、一面の菖蒲、燃え上がる櫨(はぜ)の並木……、見慣れたふるさとの風景も色づいて見えてくる。四季の移ろいの中に揺れ動く大人の純愛を描いた、柴田錬三郎賞受賞作家の名作ロマン。(講談社文庫) |
$3.85 |
|
|
本多孝好 [ チェーン・ポイズン ] 小説 講談社文庫 本当に死ぬ気なら、一年待ちませんか?人気絶頂のバイオリニスト、陰惨な事件の被害者家族、三十代のOL。三つの自殺に不思議な関連性を見出した週刊誌記者・原田は、“死のセールスマン”が運んだらしき、謎のメッセージの存在を知る。「命の取り引き」がもたらす意外な結末とは?心揺さぶるミステリアス長編。 |
$3.85 |
|
|
深谷忠記 [ 伊良湖・犬山殺人ライン ] 小説 光文社文庫 恋人の壮と赤坂のホテルで食事をした美緒は、その帰り際、殺人事件に遭遇する。ホテルの一室で発見された被害者は岩手県議の男。現場には“伊良湖岬の闇を照らせ”と書かれた紙が残っていた。目撃者は、被害者の部屋を若い女性が訪ねていたと証言し、死体発見者のフロント係は謎の電話があったと明かす。そして美緒は、ある知人の奇妙な行動を目撃していた…。 |
$3.85 |
|
|
濱嘉之 [ 警視庁情報官 シークレット・オフィサー ] ミステリー 小説 講談社文庫 警視庁情報室。それは警視庁が秘密裏に組織した情報部門のプロ集団である。情報室へ舞い込んだ1通の怪文書。エース情報官・黒田は、抜群の情報収集力と分析力で、政・官・財界そして世界的な宗教団体までもが絡む一大犯罪の疑惑を嗅ぎつけるが……。公安出身の著者による迫真の「インテリジェンス」小説。 |
$3.85 |
|
|
畠中恵 [ アコギなのかリッパなのか: 佐倉聖の事件簿 ] 小説 新潮文庫 佐倉聖21歳。腹違いの弟を独り養う大学生だ。すでに引退した大物政治家・大堂剛の事務所で雑用係の事務員として働いている。昔は不良だったから腕っ節が強い上、気転は利くし頭が切れる。そんな聖だから、事務所に持ち込まれるあらゆる陳情・難題・厄介事の後始末を一任されても、見事な手際でまんまと解決していく... |
$3.85 |
|
|
船戸与一 [ 蝕みの果実 ] 小説 ハードボイルド 講談社文庫 セミ・ファイナルに名を借りた“私刑”の開始ゴングは鳴った。だが、負け犬にも魂がある…。アメリカ・スポーツ社会の片隅で孤高の闘いを続ける日本人たち。彼らの壮絶な生き方と苦悩をダイナミックに描くハードボイルド小説集。 |
$3.85 |
|
|
船戸与一 [ 血と夢 ] 小説 講談社文庫 1997 1981年、ソ連が薬莢不要の高性能自動小銃の開発に成功し、アフガニスタンの奥地でイスラム・ゲリラと交戦中だという情報が西側に伝わった。米国防情報局は発明者ボルコフをその銃と共に拉致すべく、壱岐一平を非合法工作員としてアフガンに送りこんだ。世界秩序を崩壊させたアフガン戦争に迫る冒険巨篇。 |
$3.85 |
|
|
花村萬月 [ わたしの鎖骨 ] 小説 文春文庫 単車で転んで彼女にケガさせた。でも、彼女の白い肌もBMWも俺には同じ位愛しくて。伊豆の海沿いのカーブで、歌舞伎町の路上で、また二人きりの空間で生み出される“青春”という時間のつらなり。そこに在るのは、自由すらもて余してしまう凶暴な情熱と、ほんの少しの虚しさ…。切なくて、愛しい青春の五断片。 |
$3.85 |
|
|
花村萬月 [ 触角記 ] 小説 文庫 次郎、17歳。吉祥寺で週二回、ギターを習うだけが日課の毎日。ロック世代の母親と画家志望だった父は、学校に行かなくても煩くは言わない。退屈、恵まれ過ぎているという退屈―。そんな時、音楽講師に誘われて知った「性」が世界を変えた。昨日とは丸っきり違ってる今日。愛しき少年の時間を描く青春長篇。 (本書より) |
$3.85 |
|
|
花村萬月 [ 風に舞う ] 小説 文庫 俺の求めているのは本物のブルースだ―。本当にやりたい音楽のために、売れ筋の人気バンドを解散し、ビル清掃のバイトで食いつなぐミュージシャン・武史。彼はある日、作家志望の生意気で美しい女子大生・操と出会う。決して妥協せず、理想を追いつづける苦悩の日々。そして烈しく求め合う愛の行方は…。芥川賞作家・花村万月が凛々しく描く青春音楽小説の傑作。 (本書より) |
$3.85 |
|
|
藤田宜永 [ 壁画修復師 ] 小説 新潮文庫 1999 フランスの田舎町に滞在して、教会の壁面を覆う中世フレスコ画の修復に打ち込む日本人男性アベ。孤独の影を宿した寡黙な彼に、町の男たち女たちは、胸の裡に秘めた暗い情熱をいつしか披瀝するようになる。時には静かな傍観者となり、時には神父のように人々の告解に耳を傾けるアベは、壁画のみならず人間関係の修復にも手を貸すことになるが…。人生の哀歓溢れる5つの連作短編。 |
$3.85 |
|
|
誉田哲也 [ ストロベリーナイト ] 小説 文庫 溜め池近くの植え込みから、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見された。警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子は、これが単独の殺人事件で終わらないことに気づく。捜査で浮上した謎の言葉「ストロベリーナイト」が意味するものは? |
$3.85 |
|
|
降田天 [ 女王はかえらない ] 宝島社文庫 小説 *このミス大賞受賞作 【2015年・第13回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】小学三年生のぼくのクラスでは、マキが女王として君臨し、スクール・カーストの頂点に立っていた。しかし、東京からやってきた美しい転校生・エリカの出現で、教室内のパワーバランスは崩れ、クラスメイトたちを巻き込んだ激しい権力闘争が始まった。そして夏祭りの日、ぼくたちにとって忘れられないような事件が起こる―。伏線が張りめぐらされた、少女たちの残酷で切ない学園ミステリー。 |
$3.85 |
|
|
灰谷健次郎 [ ワルのぽけっと ] 文庫 小説 センコみたいなもん、どうせわいらの敵じゃ―。デパートで万引きを繰り返す小学六年生八人組。学校ではワルの烙印を押されている彼らの心が、こんなにも繊細で温かかったとは…。清新な感動を呼ぶ5編を収録。 |
$3.95 |
|
|
灰谷健次郎 [ 子どもの隣り ] 文庫 小説 四歳の男の子・タアくんの日常と、その瞳に映る様々な大人たちの姿。そして彼が心に秘めている痛いほどの孤独と不安とは。表題作をはじめ、現代を生きる子供たちの傷つきやすい心を描き出す四編を収録。 |
$4.00 |
|
|
帚木蓬生 [ 安楽病棟 ] 小説 新潮文庫 深夜、引き出しに排尿する男性、お地蔵さんの帽子と前垂れを縫い続ける女性、気をつけの姿勢で寝る元近衛兵の男性、異食症で五百円硬貨がお腹に入ったままの女性>> |
$4.40 |
|
|
平岩弓枝 [ 風よヴェトナム ] 小説 文庫 ヴェトナムを訪れた舞台照明家・大友健の前に、二人の女性が現れる。デザイナーの聖子と日本料理店主の千尋。いずれもヴェトナム人の血をひく彼女たちは、その軽やかな生き方とは裏腹に、重い歴史の影をひきずっていた―>> |
$4.40 |
|
|
星野智幸 [ 目覚めよと人魚は歌う ] 小説 新潮文庫 2004 大きな目は少し緑がかって睫毛が長く肌は薄いシナモン色をした日系ペルー人の青年ヒヨヒトは、暴走族との乱闘事件に巻き込まれ伊豆高原の家に逃げ込んだ。そこでは恋人との夢のような想い出に生きる女・糖子が疑似家族を作って暮らしていた。自分の居場所が見つからないふたりが出逢い触れ合った数日間を、サルサのリズムにのせて濃密に鮮やかに艶かしく描く。三島由紀夫賞受賞作。 |
$4.40 |
|
|
本多孝好 [ ALONE TOGETHER ] 双葉文庫 風向きが変わった。僕の頬を湿った風が撫でていった。風は梔子の香りを乗せていた…。二つの波長が共鳴するときに生まれる静かな組曲を、端正な筆致で綴る、瑞々しい感性にあふれた長編小説。 |
$4.40 |
|
|
東野圭吾 [ パラレルワールド・ラブストーリー ] 小説 文庫 親友の恋人を手に入れるために、俺はいったい何をしたのだろうか。「本当の過去」を取り戻すため、「記憶」と「真実」のはざまを辿る敦賀崇史。錯綜する世界の向こうに潜む闇、一つの疑問が、さらなる謎を生む。精緻な伏線、意表をつく展開、ついに解き明かされる驚愕の真実とは!?傑作長編ミステリー。 (本書より) |
$4.40 |
|
|
林真理子 [ 戦争特派員:上下 ] 小説 文春文庫 有名デザイナーのアトリエに勤める奈々子は、出張帰りの飛行機のトラブルで、台北空港に足どめされた。そこで出会った男は、ベトナム戦争の取材経験を持つジャーナリストだった―。最先端のファッション業界を軽やかに生きながらも、ほんものの恋を求め始めた28歳の女性の心の戸惑いを、ストレートに描いた、渾身の長篇。 |
$4.40 |
|
|
林真理子 [ 葡萄物語 ] 小説 集英社文庫 ワイン工場と葡萄園を経営する夫と平凡な暮らしを送る映子だが、子どもができない負い目から夫婦の関係は次第にすれ違っていく。そしてお互い別の相手に思いを寄せ始める。優しい夫に愛されている女はいくらでもいるが、夫以外の男から激しく思われている女はどれだけいるのだろうか。結婚生活の苦さと、不倫の甘さ。大人のための恋愛小説。 |
$4.40 |
|
|
深谷忠記 [ 南紀・伊豆Sの逆転 ] 小説 光文社文庫 南紀・白浜で女性が毒殺され、その所持品から呼び出しの手紙が発見された。差出人はT・H。そして、手紙と同じイニシャルの男性が、「私がやりました」という遺書を残して潮岬で死んでいた。同じ頃、伊豆・下田を訪ねていた壮と美緒も、殺人事件に巻き込まれた。南紀と伊豆を結ぶ見えないラインとは。逆転トリックの本格推理傑作。 |
$4.40 |
|